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スウェーデンのように予防するためには

予防歯科先進国、スウェーデン

先ほどご説明したアメリカの保険制度とは違って、スウェーデンは19歳以下に限っては歯科医療は無料です。小さいうちに予防歯科の意識を当たり前に持ち、痛くなる前に歯医者さんに通う習慣づけをすることで、虫歯などの歯のトラブル率は日本に比べてぐっと下がっているわけです。
いやいやマジメに歯ブラシで歯を磨いてさえいれば、虫歯は防げるものだからわざわざ歯医者に行かなくても大丈夫でしょ。はい、私もそう思いました。
しかし、丁寧に磨き残しのないように歯科衛生士さんに習った方法で歯を磨いたとしても、歯には平均して20パーセントの歯石が残ってしまうのだそうです。自分一人で磨くには限界があり、見えないところ、ブラシの届きにくいところなどは、歯医者さんに行って歯石をとってもらうことで虫歯や歯周病になるリスクを減らすことができるわけですね。

予防歯科で行われること

予防歯科医療先進国、スウェーデンでは、「歯の定期メンテナンスをしている人」が90パーセントいます。
最近日本でも聞くようになってきたこの「予防歯科」。同じようにメンテナンスを受けている方は2~6パーセントと言われています。す、少ない…。では実際に、「予防歯科」とは何をしてもらうところなんでしょうか。
歯石をとってもらう、クリーニングをしてもらう、ブラッシング指導を受けるなど、通う歯医者さんによって細かなことは違えど、大事なことは「歯(口の中の状態)を知ってもらう」ことといえます。唾液検査をすれば虫歯になりやすいのかどうかもわかりますし、かみ合わせで肩こりや頭痛が起きやすいのも解消されるかもしれません。万が一虫歯になっていても定期的に通ってさえ入れば初期の治療で済みます。
「歯磨き」で虫歯を防ぐことももちろんですが、「予防歯科」でもっと歯を残すことができるのです。


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